内観とは?❷【現役スピリチュアルカウンセラーが教える内観するべきものの正体】 | Spiritual Shine

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内観とは?❷【現役スピリチュアルカウンセラーが教える内観するべきものの正体】

この記事では『内観って何を見れば自分との繋がりを深められるの?』と『見つめる』ということはやっているけれど本当にこれでいいのか?などと思われている方に向けて、現役スピリチュアルカウンセラーの私REIKOが、自身の実体験と周囲の方々の反応などからなるべく分かりやすくお伝えします。

🔷 目 次

❶ ‥‥ ありがちなやってるつもり

❷ ‥‥ 内観するべきものの正体

❸ ‥‥ 内観するべきものの正体❷

❹ ‥‥ まとめ

🔶ありがちなやってるつもり

自分との向き合いはやっていると思われる方の中に、ありがちな失敗があるのでここでご紹介したいと思います。

かく言う私も、その昔はやっていたことです。

それは、『感じる』ではなく『考える』になってしまっていること。

どういうことかと言うと、『思考過多』になってしまって本来感じて見つめるべきところからズレてしまっている状態ということです。

私が思う内観の本来の目的は、『自分』の深いところにある本音、本心を知り理解し、受け入れ、今の現実とのずれに気付く事だと考えています。

人は、何か心が動く事に対して自然と見つめる流れにはなりやすいと思います。

心が動くとは『ザワザワする』『ムカムカする』『イラッとする』『ショック』『ガッカリ』‥など色々ありますが、

このように人の心が動く時というのは、その感情にさせる別の『人』がいることが多いと思います。

直接関わってということもあれば、関わってはいないけれどある人の行動を見てイライラするとか。

そうすると何が起こるかと言うと、今の現代の私達というのは『思考』を使う流れが強く、勝手に思考でグルグルと分析してしまいやすいと私は思っています。

その流れになると、『あの人は』‥という、無限推理ループに陥りやすいです。感じて『内観する』という意識があれば途中で『本来の内観』へと軌道修正が出来るかと思いますが、そうでない場合は推理ループにハマりやすいと思っています。

それをやっても、『あの人』の真実はわかりません。あくまであなたから見た『あの人』はこんな人だろうという予測の範囲は出ません。

新たな『あの人像』が完成するだけです。

その過程で多少はご自身のことも見つめているかもしれませんが、きちんと本来の自分との繋がりを深めるための内観にはなりにくいでしょう。

そして、そのような様々な角度から『あの人』を分析し最終的に人が出す結論として多く見られるのが、

❶『私』が悪い

❷『あの人』が悪い

このどちらかになりがちだと感じています。

私自身もそのように散々『自分が悪い』『あの人が悪い』をやってきました💦

これをやったことのある方なら分かると思いますが、一応この問題(心がザワザワすること)に蹴りは付けたつもり。

けれど気持ちはスッキリしない。という状態だと思います。

なぜスッキリしないのか?それは解決していないから。

しかも、「あの人が悪い」とすると、その人を責める意識になりやすいし、「自分が悪い」とすると自分を責め、新たな罪悪感という爆弾を作りやすいです。

そのため、また同じような場面に出会うとイラッとしたり、ザワッとしたりするのです。

ちゃんと解決(気付き手放す)するまでは繰り返されます。

では、心がザワザワしたりイラッとした時、どのように自分と向き合い自分の本音本心に近付いていけば良いのでしょうか?

🔶内観するべきものの正体

では人がネガティブな感情を発動させる時とは、どのような時なのでしょうか?

私は、心の奥深くにしまい込んでいる『悲しみ』『怖れ』などの負の感情が刺激された時だと考えています。

この隠し持っているものは、本人にとって大きな傷となっているもので、『二度と同じような想いはしたくない』という強い意志(無意識)のもと、心の奥底にしまい込んだものだと私は考えています。

そのようなものは、子供の頃に作ったものが多いです。

そして、その大きな『悲しみ』『怖れ』の爆弾は、新たな爆弾を生みやすいです。

この大きな爆弾は、当時の本人にとって受け入れ難い事、純粋な信頼を裏切られた事、自分の最も信頼する人からの拒絶‥‥など

『自分』という個の存在価値を否定されたと感じる事生きていく上での自己信頼への喪失に繋がりやすいものであることが多いです。

要するに、本来の自分を信頼しづらくするもの=本来の自分として生きにくくするものです。

この生きにくくしているものに気付き手放せば軽やかになるのですが‥

私自身の経験からも、クライアント様を見ていても、それをいきなり外すということはとても難しいことです。

なぜ難しいのか?について次にお伝えしていきます。

🔶内観するべきものの正体❷

私自身、今回の人生、過去世のもの問わず、もの凄い数のものを外してきました。

そこで分かったのですが、『大きな爆弾』を持っていると新たな爆弾を作りやすい。と先にも述べましたが、これをイメージしやすいように図にするとこのような感じです。

あくまでイメージですが、大きな爆弾を持っていることで、それに関連する中型の爆弾が出来、更にこの中型爆弾に関連する小型爆弾を作りやすいです。

後から出来たものが必ずしも、元のものより小さいとは限らず、体験した出来事の辛さなどによっては大きなものになる場合もありますが、ここでは分かりやすいように小さいサイズで表現しています。

この爆弾をより具体的に例を挙げると‥

大型『私は愛されない』→中型『人から大事にされない』→小型『仲間に入れてもらえない』

実際には一つに対し、1個、2個ではなく細かいものまで含めると沢山出来てしまっていることが多いと思います。

私の経験から、大型爆弾は薄ぼんやりとは分かっても正しく認識することが難しいです。

大型爆弾を明確に認識するためにも、先に中型、小型をなるべくクリアにしておくことが必要と感じています。

この大型爆弾はゲームに例えるなら『ラスボス』のような存在です。向き合いなどからその存在を認識出来たからと倒す(手放す)事を試みて、一見倒したように見えても、中型や小型の子分たちがまだ大勢いる状態だと、復活させられてしまう。

私の中ではそのようなイメージです。この表現で伝わるでしょうか?

なので、大きなものさえ外せば万事OK!ではなく、外しやすいものをこまめに外してゆくということが大切だと私は考えています。

🔶まとめ

今回は、内観を正しく出来ているか自信がないという方や、そもそも内観って何を見たらいいの?という方に向けて、私達が本来の自分らしく生きにくくなるきっかけや、負の思い込みやトラウマのようなものが私達の心にどのような形で存在しているかを、私自身の実体験を交えなるべく分かりやすくお伝えしたつもりです。

読んでいただいたことで、なんとなくでも、精神のメカニズムのようなものがご理解いただけたのではないかと思います。ご理解頂けたことで『内観』への意欲に繋がって頂けましたら幸いです💕

長文を最後までお読みいただきありがとうございました✨

また続きを書かせていただきます☺️

この記事の著者

REIKO

【現役スピリチュアルカウンセラー】
1978年3月14日生まれ。
初めて頭の中にビジョンを視た記憶は3歳。
特に人生の大事な局面で、数々の不思議な体験を経験する。
本格的に宇宙の法則や精神世界の学びにのめり込んでいったことで更に様々な感覚が開いていき、人が幸せに生きていくためにこの能力を使うと決め、占い師などの経験を経て今に至る。

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