『本来の自分』の見つけ方❶【現役スピリチュアルカウンセラーも辿った道】
この記事では、かつて『本来の自分』として生きたい。
という強い想いのもと、様々なものに向き合ってきた私REIKOが、
やって良かった事、本来の自分に気付くきっかけになったものをお伝えします。
今まさに『本来の自分』を知りたいと願っている方の参考になればと思います。
🔶 目 次
🔹『自分』だと思っているものを疑う
🔹 外側から付けられた価値観に気付く
🔹『本来の自分』は自分の中にある
🔹 終わりに
🔶『自分』だと思っているものを疑う
『内観とは?』の記事では、日記を書くことでの内観の深め方をお伝えしました。
俯瞰して見て、自分の考え方、捉え方の傾向などをジャッジせずフラットに受け止めるということに慣れてくると、日常での微かな心の動きにも気付きやすくなると思います。
そして、微かな心の動きに気付きやすくなると、自分の持っている価値観にも気付きやすくなりやすいです。
本来の自分から離れて、又は蓋をして生きている状態の時というのは、自分自身の細かな感情の変化に気付きにくくなりやすいです。
これは『今を生きている自分』と『本来の自分』が分離している状態と言えます。
この辺りの『感情』の重要性については『内観とは?』の記事に詳しく書いていますので、読まれていない方はよろしければそちらをご参照頂けたらと思います。

では、どうしたら『今の自分』と『本来の自分』が近付いていけるのでしょうか?
それはズバリ、『自分に興味を持つこと』です。
分かりやすく言うと『今の自分』が『本来の自分』を知ろうとすることです。
私達は自分が思っている以上に『自分像』に縛られて生きています。
だからこそ、『本来の自分』を知ろうとする意識がとても重要だと私は考えています。
「自分のことは自分が一番分かっている」
と言われる方もいらっしゃると思います。
けれどそんな方も、今一度立ち止まって見つめて欲しいと思います。
あなたが『自分の考え・意思』だと思っているものは本当にあなた自身のものでしょうか?

🔶 外側から付けられた価値観に気付く
私がお話を伺っていて、分離傾向が強くなりやすい方に共通している特徴は‥
『真面目』『努力家』『素直』『優しい』人が多いと感じています。
子供の頃は学校でも家庭でも‥
先生や親の言う事を素直に聞いて、真面目に言いつけを守って生きてきたような人が多いように感じます。
大人は子供に対し、良かれと思って自分が良いと思っているものを正しいものとして教えます。
これに素直に従っていると‥
いつの間にかそれが自分自身の考え、価値観だと信じて生きていくようになります。
ある種の刷り込みです。

例えば‥
親が子供に対し、
何かある度に「バカだね〜」とか「しょうがない子だね」
という言葉を掛けていたとします。
親からしたら愛情表現だったとしても、
そのような言葉を言われ続けた子供が無意識で
『自分はダメなんだ』『人からバカにされる』『見下される』という
“自分なんてその程度の存在“という、間違った思い込みを作るということがあります。
※魂的に見て、人から馬鹿にされたり見下されなきゃならない存在なんていないので、間違った思い込みです

これは、この親も子供の頃に自分の親にそのような言葉掛けをされ、
それが普通だと思い込んでいる可能性が高いです。
価値観というと‥
「◯◯は大切」「◯◯には力を注ぐべき」というものを想像される方が多いと思います。
もちろんそのようなものも含まれます。
そのようなものは、ストレートなものなのでご自身でも気付きやすいと思い
例には、敢えて変化球の物を上げてみました。

そのタイプとは逆に、
先生だからって本当に全て正しいのだろうか?と疑ったり、
親だって人間なんだから間違えることもあるはずなどと、
大人に言われることを鵜呑みにせず疑問に思い自分なりの考えを導き出してきたような人は、
自然と本来の自分との繋がりを深め、本来のその人らしい生き方になりやすいと思います。

ただこのタイプの人は、今の40代以上の人にはとても少ないように思います。
生きていく中で気付き、少しづつ軌道修正している方はいても、子供の頃から疑問に思ってという方はごく少数だと思います。
けれど、今の若い人特に10代の方々は、このタイプの割合が多くなっているようです。
これは『時代』『地球のエネルギー状態』が関係いています。
どちらが良い、悪いではなく、自分がどのような状況にあるか今の自分を知る事が大切だと思います。

🔶 『本来の自分』は自分の中にある
少し話が逸れましたが‥
先生や親が間違ったことを教えてきていた。
ということではなく‥
親や先生が、そのまた親や先生から教えられたことを、
そのまま教えてきた、やってきただけということが多いかと思います。
特に家庭内のことはその傾向が強いように感じます。
ただ、言えることはそこにどんなに愛があったとしても、
全ての人にとって『正解』『真実』は本人の中にあり、本人にしか分からないものです。
親であっても別の人間で、うまくいった事、幸せになったという事であっても、同じようにはなりません。
なぜなら、生まれ持ってきたものが違うから。
『時代背景』『家族状況』『得意』『不得意』『能力』‥‥
もっと言えば、生まれてきた『目的』『使命』

では『本来の自分』を見つけるためには何をしたら良いでしょうか?
次の章では、私が実際にやって良かったワークをご紹介します。
🔶 本来の自分を思い出すワーク①
人生を記憶がある限り小さい頃まで振り帰ります。
そして、どんな些細なことでも良いので『褒められた事』を書き出します。
親や兄弟や幼馴染などに聞ける人は、聞いてみるのも良いと思います。
改めて小さなことまで書き出してそれらを眺めていると‥
最近では忘れていたような『自分の好きな事』『得意な事』
人によっては『自分の在り方』も見えてくるかもしれません。
私の場合、子供の頃から『モノづくり』が好きで様々な形で表現をし
褒められたり、時には賞を頂いたこともありました。
それは素直に嬉しかった事を今でもよく覚えています。
そして、それらに取り組んでいる時は
無心になれて、心地よかったということも思い出しました。

けれど、成長する過程で‥
それら(絵画で受賞、書道で受賞、似顔絵が得意、自分で工夫してものを作ることが好き‥)は
私の中で社会で生きていくには役に立たないものという位置付けにしていたことにも気付きました。
私がモノづくりを楽しんでいた頃の在り方は‥
『丁寧に』『納得いくまで』『心を込めて』‥というものだったことも思い出しました。
ところが、大人になってから特に仕事の場面では、
『早く』『広く』『冷静に』という意識(無意識)でいつの間にかやっていたので‥
本来の自分の在り方とは真逆になってしまっていた事にも気付きました。
仕事で、物凄く頑張ってやった事を褒められてもなぜか全然嬉しくない。
という事が続き、そんな時に自分は本当は何がしたいんだろう?と
パニックのようになり鬱にもなってしまい‥
『自分』というものが分からなくなっていたことで、この向き合いをする流れになりました。

この向き合いから‥
私はいつの間にか、本来の自分とは真逆の在り方をするようになっていたことに気付き
どちらの在り方が良い悪いではなく‥
人はその人本来に沿った表現をしていないとどんなに褒められても喜びは感じにくい
ということも分かりました。
そのような状態を続けていると‥
本来の自分とは繋がりにくいかと思います。
そのため自分がどのような環境に身を置くかを、自分で選択することはとても大切なことだと私は考えています。
🔶 終わりに
子供の頃、素直な気持ちで行動していた頃の表現というのは自分の原点だと思います。
『本来の自分』を思い出すための材料の宝庫だと感じます。

今回ご紹介させて頂いたワークでは、
“褒められたこと“という良い部分にフォーカスして見ていく形を取っていますが
更に深く見ていきたいとなられた方は、
“嫌だったこと“を見ていくこともより本来の自分を知るために役立ちます。
そして『本来の自分』が好きな事、嫌な事が分かってきたら‥
少しずつでいいので、
『本来の自分』からずれているものを手放したり、趣味でやってみたり‥
行動に移すということで、ご自身のエネルギー状態が変わってきます。

いきなり、0から100にはなれません。
まだダメだ。ではなく‥
少し前の自分よりは、自分らしくなってきた。と
自分で自分の変化や成長を認めてあげる姿勢もとても大切です。
分離傾向の強い方は真面目で努力家で、自分に厳しい方も多く
無意識で自分を責めていることも多いので、
『自分を褒める』『自分を許す』『自分を認める』ということを
意識してやって欲しいと思います。
なぜなら、あなたの魂は誰よりもあなたに
褒められたいし、許されたいし、認められたいし、愛されたいからです💕
長文、最後まで読んでいただきありがとうございました☺️